施設長の金子です！

 

いきなりですが

イベントを企画する時に「何のために」「誰のために」を考え

計画を立てるのが大切だと思います。

 

イベントをするにあたって主催する職員も参加する利用者様も

「やってよかった」

「参加してよかった」と

思うことが一番なのですが

その中でもイベントを企画する上で目的がないと

計画は立てられないと思います。

 

というのも

月に一回のレクリエーションをするとなると

レクリエーションをやらなければならないというのが

目的になってしまうのではないかなと思います。

 

なのであれば

誰かが「こんなイベントやりたいんです」とあった時に

そこにのっかってやりたい人が一緒にやった方が

より良いものが出来ると僕は信じています。

 

ひとつの趣味を諦めてしまったおじいちゃんがいました。

 

その方は30代から始め約50年書道されており

一流の書道家と言えるくらいの腕前です。

その事を知った職員は

「もう一回書道をやってもらいたい」と

考え行動したのが

「子供向けの書道教室」

おじいちゃんに先生になってもらい

子供達に書道を教えながら

また書いてもらう計画。

　　

また別な職員は

そのおじいちゃんのご自宅に

今まで書いてきた掛け軸が

沢山眠っていることを知ったので

職員と一緒に取りに行き

「書道展」をしようと提案していきます

だんだん乗り気になって下さり

もう1回書道をしてくれたり

書道展の前日には「髪を切らないな」と話してくれ

当日には掛け軸の説明をされていて

書道教室も書道展も大成功！

おじいちゃんが「主役」になった

イベントになったと思います。

　　

そしておじいちゃん自身が一番変わったことは

諦めていた書道が「自信」に変わったことです。

イベントに関わらずですが『目的』をもって

行動することで

すべては難しいかもしれないけど

たくさん失敗もあるかもしれないけど

自信や希望に変えられると思う。

それが

「その人がその人らしくいられる」ことだと思もうし

これが僕らの仕事です。

STAY GOLD

With each color…

～一人ひとりがそれぞれの色で輝き続ける～