テーマは「光と風・自然との一体感」
下野市小金井、ここはかんぴょう畑、水田、点在する広大な農家、森、神社といった、自然豊かな環境に恵まれ、せっかくならこの自然が室内のどこにいても感じられるような建物を目指しました。
従来の施設というと、厳しいセキュリティに管理され、階段は閉じていて窓すら自由に開けられず、外出などもってのほかという季節感をまったく感じさせない閉鎖空間となっています。
「新」では、思いきり自由で、自然を感じ、いつでも好きなときに敷地内を気軽に散歩していただける環境となっています。 また、生命の根源であるおいしく食べるということを種をまき育て栽培することから始め、土に触れる活発な日常を目指しています。
建物は木造で、木の香りにあふれ、自然素材をふんだんに使いましたので、そこにいるだけで癒される空間となっています。 家具は、欧米のビンテージ家具、日本の古道具、古ダンス、地元の大谷石、さらにはオーダーの手作り家具など、どれも長い時間をかけて人の思いのバトンを渡されてきた歴史を感じるものばかりです。
入所者様、お一人おひとりの刻んでこられた人生の瞬間がここに加わることでさらに「新」の空間に、渋みや深みがプラスされ完成されていきます。
長生きを喜び、楽しみ、人生のクライマックスでもう一度、新たなチャレンジに向かって歩み続ける日々、それが「新」での新しい人生です。
ご自分の人生を最後まで自分らしく飾る。「新」がお手伝いします。